巨木写真 長太の大クスINDEX

 

2005.8.27
朝4時50分出発。阪神高速―西名阪―名阪国道―東名阪を経て6時30分鈴鹿ICへ到着。四日市堂ケ山神明社の大樟を目指すが道に迷う。しばらく探しながら走るが長太の大クスが気になり、断念する。長太の大クスはなごのうら駅近く。すぐ見つけられると油断していた。鈴鹿市街地へなかなかでられない。土地勘の優れた不動産屋の息子を自負していたが・・少しイライラしながら南東方向へ進む。国道23号線を東へ進むと遠くに巨木発見。間違いなく目的の長太の大クス!のどかな田園風景の中にポツンと存在感大。田んぼの畦をぬいながら到着。写真で見て早く見たいと期待したいた。想像以上の存在感。あたりには田んぼ以外何も無い。地元の人にはランドマークとして親しまれているやろうと思う。まだ朝が早いので太陽も低くクスの表情は上々。やや興奮しながら早速撮影を始める。案内板には樹齢は書かれていないが色々な文献では1000年以上とある。幹のコブなどを見るとなるほどとうなづけるほどの迫力。近くを撮影し終えて離れてみる。あたりの田んぼはもう刈り取りを始めていた。白鷺も舞うなんとものどかな景色。台風が過ぎて間もないためか空気がクリアで空も美しい。今まで撮ってきた巨木の中でも上位数本に入る印象的な巨木。途中の枝がいくつか折れている。幹の下の方は治療もなされている。葉の方をよく見ると宿り木が多く見られ、楠本来の葉は上の方に少し見られるだけだった。この宿り木は早く処理してほしいと思う。